話題の「楽天・バンガードファンド」運用報告書から実質コストが判明!これは…

投資信託

アロエンです。

 

昨年9月末に、楽天投信顧問株式会社から、あの巨艦「バンガード社」を冠して颯爽と登場し、投資家たちの話題をさらった「楽天・バンガードファンドシリーズ」の第1回運用報告書が発表されました。

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2018年7月17日に1回目の決算を迎え、発表されたのはこちらです。

  • 楽天・全世界株式インデックスファンド
  • 楽天・全米株式インデックスファンド
  • 楽天・新興国株式インデックスファンド
  • 楽天・米国高配当株式インデックスファンド

 

それぞれの運用報告書に記載されている事後諸経費(コスト)を確認したところ…

予想を超える高コストで驚きました。

指数が違うとはいえ、自分がメインで運用しているeMAXIS Slim先進国ファンドと比べて大きな差があります。

 

楽天・バンガードファンドシリーズ4本 実質コスト一覧

 

▪️楽天・全世界株式インデックス・ファンド

信託報酬(運用管理費用):0.1296% 

事後諸経費:0.2723%

米国ETF購入経費:0.1%

合計実質コスト:0.5019%

+三重課税コスト(日本・米国・現地国):約0.1%

 

 

▪️楽天・全米株式インデックス・ファンド

信託報酬(運用管理費用):0.1296%    

事後諸経費:0.1416%

米国ETF購入経費:0.04%

合計実質コスト:0.3112%

 

 

▪️楽天・新興国株式インデックス・ファンド

信託報酬(運用管理費用):0.1296% 

事後諸経費:0.3312%

米国ETF購入経費:0.14%

合計実質コスト:0.6008%

+三重課税コスト(日本・米国・現地国):約0.2%

 

 

▪️楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド

信託報酬(運用管理費用):0.1296% 

事後諸経費:0.2574%

米国ETF購入経費:0.08%

合計実質コスト:0.467%

 

※事後諸経費について、運用報告書に記載されているコストは期間が1年未満のため、年間信託報酬に報告書内の信託報酬を割った倍率を掛けて算出しました。

 

これらにのコストに加え、

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

楽天・新興国株式インデックス・ファンド

といった日本、米国以外の国にも投資する際に発生する、米国ETF経由特有の3重課税コストが乗っかります。

 

参考までに、

□eMAXIS Slim 先進国ファンド

信託報酬(運用管理費用):0.11772%

事後諸経費:0.07885%

合計実質コスト:0.19657%

 

□eMAXIS Slim 新興国ファンド

信託報酬(運用管理費用):0.20412%

事後諸経費:0.18133%

合計実質コスト:0.38545%

 

□eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)

信託報酬(運用管理費用):0.178%

事後諸経費:不明(2019年4月25日決算)

合計実質コスト:不明(2019年4月25日決算)

 

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この結果をどう捉えるか?

登場時にも投資家たちに衝撃を与えましたが、第1回目の運用報告書とはいえ、今回は別の意味で驚かされたコスト高になりました。

内訳として特に売買手数料が高い点が指摘されます。

前の記事でも書きましたが、実質コストは毎年変動します。

※よろしければこちらをご覧ください。

【基本】投資信託を購入する際に発生する「コスト」について、押さえておくポイントとは?
昨今の投資環境の向上によって、投資信託メインで資産形成を図っていくことが一つの最適解になりました。 改めて投資信託を購入する際の「コスト」についての基本ポイントを押さえておきたいです。

 

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの目論見書を見ると、

・ベビーファンド:楽天・全世界株式インデックス・ファンド

・マザーファンド楽天・全世界株式インデックス・マザーファンド

と記載されていることから、両方ともイチから立ち上げたものになりますので、かかるコストもそのままダイレクトに影響を受けています。

ベビーファンド、マザーファンドの総資産額が年々積み上がってくるにつれ、実質コストは下がってくると予想されますので、その辺を踏まえつつ長期的な視点で判断する必要があります。

とはいえ、高すぎですね。

 

それでは。

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